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最終更新日 :  2015年04月13日

「凱旋門」と「シャンゼリゼ通り」エリアの案内

パリに行ったなら、やはり凱旋門が見えるシャンゼリゼ通りに行かないわけには参りません!
シャンゼリゼ通りの広さ、と凱旋門の優美な姿を見に行きましょう!

凱旋門観光(登る)のに1時間、シャンゼリゼ通りは、時間の許す限り歩けます。
ルイ・ヴィトンのショップに寄るもよし、オープンカフェで休むのもよし、
常に華やかな気分でいられる観光エリアです。

パリの北西に位置する凱旋門とシャンゼリゼ通りへのアクセスには、地下鉄1号線が便利です。
地下鉄の乗り方はこちらを参考に。

凱旋門に登る人はもちろん、シャンゼリゼ通りも結構距離があるので、
できるだけ、歩きやすい靴で行きましょう!!

凱旋門とは... 歴史と由来を知る

凱旋門は「Arc de Triomphe」(アルク・ドゥ・トゥリオンフ)と呼びます。「大勝利の門」が直訳。

1806年にアオステルリッツの戦いでオーストリア軍に大勝したフランス軍の栄誉を称えるために、
ナポレオンが凱旋門の施行を命じたことが始まりです。

しかし、この凱旋門、完成前にナポレオン政権が崩壊したので、途中で建築も中断されていました。
完成は1836年ですから、1821年に亡くなったナポレオンが、
生きて凱旋門をくぐることはできなかったのです。

凱旋門の壁面は、ナポレオンの戦いや義勇軍の出陣を描いた彫刻で飾られています。

凱旋門・エトワール広場へ行き方

最寄駅は、地下鉄の「Charles de Gaulle Etoile」(シャルル・ド・ゴール・エトワール)です。
この駅には、RERA線、地下鉄1号・2号・6号線の交差する乗換え駅ですから、アクセス良いです。

どこから地上に上がっても良いですが、
見つけられるなら「Arc de Triomphe」 の看板をたどっていくと凱旋門入り口の近くに出れます。

凱旋門の見学情報 

休館日 : 1/1、5/1、5/8、7/14、11/11、12/25
見学時間 : 10:00〜22:30
見学料金 : 7ユーロ

凱旋門を楽しむ


現在の雰囲気

凱旋門の高さは49.5メートル!大きいんです!
ビルになおすと14階ぐらいの高さです。
イメージでは、「それほど大きくない」と思っている人が多いですが、これは大変な高さです。
飛行機で着陸前にパリ上空を飛ぶと、エッフェル塔の次に見つけやすいんですよ。

この凱旋門がある場所を、「エトワール広場」と呼びます。
凱旋門の下を車が通り抜けれるかと思いきや、広場になっていますから、そんなの無理。
この巨大な凱旋門を含む広場がロータリーの中心となっています。
???
エトワール広場がロータリーの目(へそ?)の部分ですから、ロータリー自体が異常に大きいんですね。
そのロータリーは、 4車線道路で、12本の大通り(そのひとつがシャンゼリゼ通り)が集まるので、
もう大変な大きさです。
このロータリーも車で中に入ると、ぐるぐる回るので方向が分からなくなる上、
出ようとしても、車線変更が超大変!!
私も、最初は4周くらいまわりましたよ。

このエトワール広場、凱旋門の前には、
第一次世界大戦で亡くなった無名戦士を埋葬した記念碑があり
1923年から「永遠の炎」が灯され続けています。

凱旋門に登るっ!

凱旋門に登れることを知らない人も、結構います。これは登れますっ!
凱旋門の一番上を見ると人がゴマ粒のように見えます。
上記の見学料金を払えば、中に入れるのです。
中に入れるほど、凱旋門は、やはり大きいのです。

入り口は、地下にあります。
凱旋門付近で地下鉄の入り口のように、地下に降りる階段があります。
「Acces Arc de Triomphe」と看板が書いてありますので、見つけましょう。

50メートルの高さですが、階段で登ります!
それも、暗く、狭い、急な螺旋階段が延々...だから、いい靴。
この階段は、根性と休憩で登りましょう!

ちなみに、今では、エレベーターが完成しましたので、
お年寄り、妊婦さん、ベビーカー、障害者でも登ることができます。
普通の人は、歩きましょう。感動が違います。

頑張って屋上まで辿り着ければ、とっておきの風と景色が待っています。
50メートルの高さですから、ほとんどの建物より高い!
もっと高い建物と言えば、エッフェル塔とモンパルナスタワーが見えるくらいでしょう。

足元には、放射線状に伸びた12の大通りと
そのひとつ片側4車線のシャンゼリゼ通りの全貌、
その先には、コンコルド広場が見えます。
左手には、モンマルトルの丘とその上のサクレクール寺院が。
反対には、パリ郊外の近代開発エリア「デッファンス」の新凱旋門が見えます。

ここは、パリの地形を把握するのにも、最初のうちに登っておいた方が良いですよ!

シャンゼリゼ大通りとは... 歴史と由来を知る

凱旋門からコンコルド広場までの2キロメートルがシャンゼリゼ通り
「Av. des Champs Elises」です。
1828年にパリ市の一部となってから、ガス灯や噴水で飾られた華やかになりました。
それまでは、原っぱ畑だったんです。

シャンゼリゼ大通りへの行き方

地下鉄1号線の「Charles de Gaulle Etoile」駅から「Champs Elyses Clemenoeau」まで
4つの駅が通りの地下を走っています。
凱旋門に近い「CD.Etoile」から、コンコルド方面に歩くのが良いでしょう。

シャンゼリゼ大通りの楽しみ方


現在の雰囲気を知る

今では、言うまでもないパリの大通りで、終日、観光客からパリジャン・パリジェンヌまでが集まります。
車道は、片側4車線道路ですが、終日渋滞しています。
歩道にも人が溢れていますが、 歩道も広ーいから大丈夫。
それほど、ストレスなく歩けます。

独立記念日の7月14日には、大パレードが行われます。
このときばかりは、通りも大混雑で大変。早めに、通り沿い2階のカフェに陣取りましょう。
パレードは、軍隊・戦車・ミサイル積載車・フランス外人部隊から消防隊まで
それは、それは、ものすごい豪華で迫力あるパレードです。

冬のパリは、氷点下が当たり前ですが、
この時期、クリスマス前後のイルミネーションが、すばらしく綺麗です。
オレンジを基調とした壮大なイルミネーション。
ジョージサンクのロータリーの白いイルミネーション。
寒い中、とてもロマンチックな雰囲気に、超ロマンティク!

新年1月1日午前零時には、新しい年を祝う人たちで溢れます。
あちこちでシャンパーンを抜く音が聞こえます。
午前零時の瞬間には、皆近くにいる人だれとでもビス(ほっぺたをくっつけあう)をします!
挨拶は「ボナネー!」です。「Bonne annee!!」つまり「良い年ー」って感じですね。

シャンゼリゼの歩き方

ゆっくり歩くのが良いです。ほぼなんでも揃っていますが、
シャンゼリゼの雰囲気を楽しみながら、疲れたらカフェで休むのがスタイルでしょう。

ショッピングならルイ・ヴィトンや香水ショップ等へ
レストランもたくさんあり、オープンカフェもたくさんあり
映画館からCDショップまで、時間の許す限りお店も覘いてみましょう!!

このシャンゼリゼ通り、写真を撮るなら、
通りを渡る歩道の途中から、凱旋門バックに撮りましょう。
カメラを撮るときは、恥ずかしいし、邪魔になりますが、記念に残りますから、是非どうぞ!!



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